豊田理化学研究所
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2016年度開催報告

      

2016年度開催報告 概要

日 時

2016年7月23日(土)~24日(日) 1泊2日

場 所:株式会社豊田自動織機 グローバル研修センター 幡豆アカデミー

参加者:豊田理研スカラー、新規特定課題研究代表者 豊田理研 所長、企画・運営理事、フェロー 合計46名(含事務局)

狙 い

豊田理研スカラー特定課題研究に採択された様々な分野の研究者に集合いただき、異分野間の情報交換やネットワーク作りを支援し、新たな研究テーマ創出のきっかけとする。併せて、各研究分野で顕著な業績を挙げている豊田理研フェローから研究、教育両面から助言を頂く。

内 容

・スカラー、特定課題研究代表者による
-ショートプレゼンテーション
-ポスターセッション
・フェロー特別講演
・意見交換会
・車座研究会   等

まとめ

これまで、豊田理研の研究助成事業は、審査委員会にて厳選された助成対象研究者に、年度始めに助成金を交付し、年度末に一年間の研究成果をレポートして頂く、というスタイルをとっておりました。
しかしこれだけでは、優秀な異分野の研究者同士や、若手研究者と豊田理研のベテランフェローとが直接コンタクトする機会が全くなく「もったいない」、という意見が出されました。そこで今回、上記狙いの交流会を企画いたしました。
交流会を実施した結果、参加者からは以下の様なコメントを頂きました。当初の狙い以上の成果が得られたのではないか、と考えております。また、豊田理研の研究助成制度に対するご意見を、研究者の皆様から、直接伺うことができ、主催者としても、大変有意義な機会となりました。頂いたご意見、コメントは次年度以降の事業に反映して行きたいと考えております。

コメント(一部抜粋)

・普段、交流のない無い分野の研究者と、泊まり込みで深い議論ができ、非常に有益であった。
・異分野の先生に自分の研究を説明する機会として、大変勉強になった。
・ポスターセッションでは熱意あふれる質疑応答ができた。
・新しい共同研究に発展する可能性を見いだした。
・大先輩のフェローの経験談や若手へのアドバイスに、感銘を受けた。
・各地の地酒を味わえた車座研究会は、初対面の先生方とコミュニケーションを取る良いきかっけになった。
・このような交流会は、今後も是非続けてほしい。
・この交流会から生まれた共同研究に対する、新たな助成制度があると有難い。  等々

最後に、暑い中の休日開催であったにも関わらず、お集まり頂いた参加者の皆様に改めてお礼申し上げます。

Photo

会場:幡豆アカデミー(株式会社豊田自動織機 グローバル研修センター)

開会式で挨拶する玉尾所長

ショートプレゼンテーション

ポスターセッション

ポスターセッションでの議論

理事コメント

フェローコメント

河本フェロー特別講演

小島フェロー特別講演

懇親会(夕食)

車座研究会

全員の集合写真