海外大学院進学コース留学生(OSPDF)
島澤 理
留学先 | スタンフォード大学(アメリカ) |
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留学予定期間 | 2023年9月 ~ 2028年8月 |
応募時所属 | 東京大学 医学部 医学科 |
2023年秋より、スタンフォード大学 生物学専攻 博士課程に在籍しています。研究活動について、現在「ローテーション」をおこなっています。スタンフォード大学の生命科学系博士課程のローテーションは、2~3個の研究室において3カ月ずつ研究を体験してから、所属する研究室を決めるという制度です。所属する専攻以外の研究室を選ぶこともできるので、幅広い、さまざまな分野の研究を経験することができます。私は入学後の秋学期には、大腸菌が外部の環境が変えた時、例えば栄養を豊富にした時、細胞の大きさやかたちがどのように変化するのかを研究していましたが、現在のローテーションでは、異なる分野の、DNAからRNAを作る過程、転写についてヒトの細胞を使って研究しています。研究以外の活動について、必修の、プレゼンテーションの仕方やグラントの書き方についての授業を受けたり、Teaching Assistantとして学部生向けの授業の手伝いをしています。
南出 光悦
留学先 | エモリー大学(アメリカ) |
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留学予定期間 | 2023年9月 ~ 2028年5月 |
応募時所属 | 慶応義塾大学 理工学部 化学科 |
エモリー大学はCOVID-19で有名となったCDCと隣接しており、アトランタの気候は東京によく似ているものの、湿度は低く快適に過ごせます。アメリカ南部らしい雰囲気もありながら、多くの大企業(コカ・コーラ、デルタ航空、CNNなど)の本社があるアトランタは、近年急速に発展しています。わたしが所属するSalaita先生の研究室では、DNAに代表される核酸を用いた多様な研究をおこなっています。わたしは現在、有機化合物と核酸を組み合わせることで、白血病細胞にのみ反応する新しい治療法の可能性を探っています。
蚊谷 光
留学先 | ジョージア工科大学(アメリカ) |
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留学予定期間 | 2023年9月 ~ 2028年8月 |
応募時所属 | 京都大学 理学研究科 |
2023年秋より、ジョージア工科大学にて生物学の博士課程に在籍しております。現在は研究室を選んでいる最中で、「タンパク質の機能」や「生物の進化の起源」という、異なる方向性の研究に触れながら、この先の研究テーマを吟味しています。渡米してすぐは生活に慣れず、授業と研究で精一杯でしたが、最近はそれ以外の時間も楽しむことができるようになりました。今後も、より一層楽しみながら目の前の貴重な時間を過ごしていければと思っています。
佐藤 明日花
留学先 | カリフォルニア工科大学(アメリカ) |
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留学予定期間 | 2023年9月 ~ 2028年5月 |
応募時所属 | 東京大学 化学生命工学専攻 |
カリフォルニア工科大学 Biochemistry and Molecular Biophysics専攻の博士課程に在籍しています。生物学、化学、物理学の観点から生命の化学を解明しようとする学際的なプログラムです。DNA、RNA、タンパク質などの生体高分子の構造や集合体の役割を研究することで、個々の構成要素がどのように連携し、細胞に幅広い機能をもたらしているかを理解しようとしています。キャンパスがあるパサデナ市はロサンゼルスに近いものの、程よく田舎でとても住みやすいです。
堀内 美佑
留学先 | ペンシルベニア大学(アメリカ) |
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留学予定期間 | 2023年9月 ~ 2028年9月 |
応募時所属 | 慶應義塾大学 環境情報学部 環境情報学科 |
ペンシルベニア大学でプロダクトデザイン工学を専攻しています。工学、デザイン、ビジネスの視点から設計や開発に取り組み、AIを活用したUI/UXのデザイン、ユーザーインタラクションの分析、機械学習技術をどのように既存のシステムやプロセスに取り入れるかを研究しています。フードテックの分野の研究をしたいと思っており、AIやIoT、ロボット、3Dプリンターなどの各種デジタル技術をサプライチェーンに導入することで、代替タンパク質や機能性食品などの新食品や新生産・加工・調理法などを生み出すイノベーションに興味があります。Appleがデジタル技術とUI/UXデザインによって私たちが技術とのやり取りを改革したように、AIやデジタル技術を食品産業に適用し、食品生産の改善や廃棄物減に貢献したいと考えています。研究以外の活動は主にアントレプレナー系のクラブやコミュニティーに所属しています。週末は友人とイベントに参加したりハッカソンに出たりと毎日が刺激的でとても充実しています。
前田 清洲
留学先 | プリンストン大学(アメリカ) |
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留学予定期間 | 2023年9月 ~ 2028年5月 |
応募時所属 | 東京大学 学際情報学府 |
2023年の夏からプリンストン大学でコンピュータサイエンスの博士課程に進学し、ヒューマン・コンピュータ・インタラクションという分野の中でも特に拡張現実(AR)に関する研究をしています。具体的にはAR空間でのインストラクションやナビゲーションのような人がAIと対話して何らかの目的を達成する状況において、AIが人の使用する言語やジェスチャーの変化を捉え、適切な支援を行えるようにするにはどうすればいいかを考えています。
山田 啓介
留学先 | ペンシルベニア大学(アメリカ) |
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留学予定期間 | 2022年8月 ~ 2027年6月 |
応募時所属 | 早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科 |
海外留学報告レポート
第1回「留学の経緯」(2023.2)(PDF:1.50MB)ペンシルバニア大学の博士課程でバイオエンジニアリングを専攻しています。現在は研究室ローテーションの途中で、これまでにはゲノム編集に用いるCRISPR-Casタンパク質の開発やHIVウイルスワクチンの設計の研究に関わりました。近年ではタンパク質を対象にした機械学習モデルも目覚ましい進化を遂げていて、そうしたモデルの力を借りながら自然界に存在しないような機能を実現する方法を、パソコンと分子生物学的実験の両輪で模索しています。借りているシェアハウスでは分野も国籍も違う大学院生たちと共同生活を送っており、様々な視点や分野についての話を聞いて刺激を受けています。
大滝 理貴
留学先 | シカゴ大学(アメリカ) |
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留学予定期間 | 2022年9月 ~ 2027年8月 |
応募時所属 | 東京大学 工学部航空宇宙工学科 |
シカゴ大学でデータベースシステムの研究をしています。私たちのラボのキーワードは「リソース効率性」で、クエリのスケジューリングや実行計画を通してリソース配分を適切に行い、クエリの処理コストを削減することを研究しています。例えば、全体の平均レイテンシを下げるためにある一つのクエリの実行を延期したり、メモリ使用量を削減するためにあるクエリの計算結果を別のクエリに転用したりすることを考えています。リソースの無駄をなるべく排除することでコンピュータの消費電力を抑え、環境に良いデータベースの開発を目指しています。また、シカゴはアメリカ第三の都市でダウンタウンには数多くの飲食店や娯楽施設が軒を連ねており、文化的にもとても豊かな街です。休日には美術館やパブなどに行ってリフレッシュして過ごしています。
広瀬 凜
留学先 | プリンストン大学(アメリカ) |
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留学予定期間 | 2022年8月 ~ 2026年7月 |
応募時所属 | 東京大学 学際情報学府 |
海外留学報告レポート
第1回「留学の経緯」(2023.2)(PDF:1.74MB)大気海洋科学という、気候システムを物理的側面から研究する分野の博士課程に在籍しています。プリンストン大学の真鍋先生が先駆けたことで2021年にノーベル物理学賞も受賞された「気候モデル」を用いた研究をしており、過去の気候変動や現在の気候変化を理解して将来予測に繋げることを目的としています。いわば地球表層の現象を全て数式で表そうとする試みに日々従事していることから、身の回りにまだこんなに仕組みの分かっていないものがあるのかと興味・好奇心が尽きません。大学の寮や学食で多様な専攻の学生たちと触れ合うなかで、互いの分野の共通点を発見したり学際的なアイデアが生まれたりと楽しく刺激的な環境です。1年目は授業が忙しくあまり余裕がありませんでしたが、今後趣味の音楽を通じてバンド活動などもしていけたらと思っています。
釜堀 恵輔
海外留学報告レポート
第1回「留学の経緯」(2024.2)(PDF:29.1MB)シアトルのワシントン大学でコンピュータ留学先ワシントン大学科学の研究をしています。専門はより良いコンピュータのあり方を考えるシステムやアーキテクチャという分野で、最近は特に大規模言語モデルを支えるシステムについて研究しています。言語モデルは社会のさまざまな場所で使われるようになっている反面、動かすためには膨大なデータ・計算・エネルギーが必要であり、より効率的に動かすためのシステムを模索しています。大学では研究以外のアクティビティも活発で、刺激的な日々を過ごしています。