所属大学の推薦を受けた若手教員の中から、当所が設定した研究分野で、独創性の高い研究に意欲的に取り組む研究者に対し、研究費用の一部を助成すると共に、新分野創生に向けた継続的な共同研究の機会を提供する制度。
1963年発足時の名称は「研究嘱託制度」で2010年度までの48年間の間に、延べ590名の大学教官に研究を委嘱してきた。 2011年に「新公益法人」への認定申請に合わせて事業の性格を「研究助成」と明確に規定し、名称を「豊田理研スカラー制度」に変更した。2022年4月現在、延べ357名の助成を行っている。
大学 | 氏名 | 研究テーマ |
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北海道大学大学院 工学研究院 | 岩村 振一郎 |
レドックスフロー電池電極に向けた高表面積で通液可能な炭素モノリスの開発
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北海道大学大学院 工学研究院 | 迫田 將仁 |
スケールに依存する抵抗変動のメカニズム解明と量子デバイスの実証
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北海道大学大学院 理学研究院 | 福島 知宏 |
振動強結合によるイオン伝導体の物性改革
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北海道大学大学院 理学研究院 | 日髙 宏之 |
渦状磁気構造を持つ金属磁性体における電流が駆動する格子ひずみの検証
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東北大学大学院 工学研究科 | 山田 駿介 |
金属イオンを含む生体由来のイオン液体を用いた生分解性スーパーキャパシタの研究
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東北大学大学院 工学研究科 | 渡部 花奈子 |
マイクロ流路内での物質拡散を促進する運動性触媒材料の開発
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東北大学 多元物質科学研究所 | 吉松 公平 |
新しい準安定酸化チタンの相転移制御と光・電子デバイス応用
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東北大学 多元物質科学研究所 | 川西 咲子 |
蛍光イメージングによるケイ酸塩鉱物の溶解ダイナミクスの解明
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筑波大学 数理物質系 | 伊藤 良一 |
PEM型水電解条件下で最適構造を自己選択する卑金属触媒の開発
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東京大学 大学院農学生命科学研究科 | 榎本 有希子 |
主鎖に水酸基を有する生分解性芳香族バイオポリエステルの合成と材料化
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東京工業大学 工学院機械系 | 三浦 智 |
直感的な遠隔操作ロボット用コンソールの開発と制御
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東京工業大学 科学技術創成研究院 | 田中 裕也 |
混合原子価単分子スイッチの開発
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早稲田大学 理工学術院 | 土戸 優志 |
微小なメカノストレスを検知する高分子材料の創製
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早稲田大学 理工学術院 | 竹澤 晃弘 |
流れの高精度近似手法と構造最適化に基づく高性能水冷傾斜機能ラティス構造の開発
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豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 | 勝見 亮太 |
光近接場を介した高効率人工光合成に向けた研究
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豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 | 引間 和浩 |
静電吸着法による正極活物質/固体電解質/導電助剤の複合化と酸化物系全固体電池の構築
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名古屋大学 大学院工学研究科 | 横井 達矢 |
酸化物セラミックスにおける不純物粒界偏析・拡散ダイナミクスの微視的機構の解明と粒界拡散の原子レベル制御
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名古屋大学 未来材料システム研究所 | 高牟礼 光太郎 |
エアロゾルの飛散防止に適した空気壁の効果が長距離にわたって持続するエアカーテンの開発
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名古屋大学 工学研究科 | 藤原 幸一 |
心拍変動解析を用いたレビー小体型認知症の早期診断AIの開発
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名古屋大学 大学院工学研究科 | 浦田 隆広 |
メタ磁性体の三重臨界点近傍における新奇電子輸送現象の探索
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名古屋大学 物質科学国際研究センター | 張 中岳 |
特異なトポロジーと量子スピン液体(QSL)状態を有する強相関系金属有機構造体の開発
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名古屋工業大学 大学院工学研究科 | 林 幹大 |
ピクセル単位での弾性率パターニングが拓くタフポリマー開発
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名古屋工業大学 大学院工学研究科 | 成田 麻未 |
圧縮ねじり加工を用いた組織制御による高強度アルミニウム合金の高性能化
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名城大学 理工学部 | 今井 大地 |
高品質窒化物系混晶半導体薄膜のサブギャップ領域における光吸収・熱発生過程の解明
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名城大学 理工学部 | 宮田 喜久子 |
相変化材料を活用する効率的な超小型宇宙機システム設計手法に対する研究
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豊田工業大学 工学研究科 | 工藤 哲弘 |
中赤外レーザーによる分子の選択的光トラップ
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岐阜大学 工学部 | 朝原 誠 |
データサイエンスによる液滴微粒化ダイナミクス解明への挑戦
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岐阜大学 工学部 | 柴田 綾 |
DDSを指向した樹状型核酸の構築
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岐阜大学 工学部 | 尾木野 弘実 |
メタン生成アーキアの増殖コントロール技術の開発を目指した細胞周期解析法の確立
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三重大学 大学院工学研究科 | 大田垣 祐衣 |
核四極共鳴と光計測の融合技術による信号計測技術の開発
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京都大学 大学院工学研究科 | 伊藤 峻一郎 |
奇数原子・偶数π電子系を使った機能性発光を示す13族元素錯体の開発
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京都大学 理学研究科 | 柳島 大輝 |
コロイドの回転ブラウン運動で探るソフトマテリアル界面での相互作用
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大阪大学 大学院基礎工学研究科 | 後藤 穣 |
スキルミオンブラウニアン素子の作製技術に関する研究
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大阪大学 大学院基礎工学研究科 | 川守田 創一郎 |
柔軟性白金錯体のゆがみ構造に基づく高効率キラル発光材料の開発
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大阪大学 大学院基礎工学研究科 | 渡邉 望美 |
がん細胞で薬剤を放出するpH応答性i-motif修飾脂質キャリアのデザイン
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大阪大学 大学院理学研究科 | 安田 智一 |
膜脂質組成の改変技術を用いた細胞内取込を促進する高機能エクソソームの開発
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大阪大学 産業科学研究所 | 安藤 直紀 |
近赤外吸収/発光材料の創出を指向した電子受容性骨格の開発と応用
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神戸大学 大学院システム情報学研究科 | 全 香玉 |
透過行列を用いた散乱場3次元光マニピュレーション
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広島大学 大学院先進理工系科学研究科 | リ ジハ |
光刺激応答性によって機械的強度と薬物放出挙動が制御された超分子ゲルの開発
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広島大学 先進理工系科学研究科 | 末永 俊和 |
水素を電子供与体とし窒素酸化物を除去可能な微生物群の探索と応用に向けた検討
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広島大学 大学院先進理工系科学研究科 | 湊 拓生 |
電子伝達体依存型酵素とポリオキソメタレートを融合した環境調和型触媒の開発
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九州大学 大学院工学研究院 | 清水 宗治 |
安定反芳香族分子の創出とその特性を生かした機能応用
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九州大学 大学院システム情報科学研究院 | 稲葉 優文 |
広域誘電泳動集積によるスピンゼーベック発電素子の開発
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九州大学 大学院理学研究院 | 大谷 亮 |
極性シアノ金属錯体材料の開発と機能開拓
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九州大学 大学院理学研究院 | 河添 好孝 |
試験管内再構成による相同組換え反応正確性制御メカニズムの解明
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大学 | 氏名 | 研究テーマ |
---|---|---|
北海道大学大学院 工学研究院 | 鍜治 怜奈 |
スピン揺らぎによる3次元スピン情報イメージング分光法の開発
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北海道大学大学院 工学研究院 | ロゼロナバロ ナタリーカロリーナ |
ハロゲン化物イオン含有層状複水酸化物のアニオン電池用新規電極材料への応用
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北海道大学大学院 工学研究院 | 張 麗華 |
水中ラジカル反応を利用する光機能性金属ナノ酸化物作製手法の開発
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北海道大学大学院 理学研究院 | 柳澤 達也 |
精密超音波測定法による多チャンネル近藤効果の実証
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北海道大学大学院 理学研究院 | 吉田 紘行 |
マグノンダイオード材料の開発
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東北大学大学院 理学研究科 | 脇坂 聖憲 |
クエン酸鉄多核錯体を前駆体とする炭化鉄クラスター合成法の開発
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東北大学大学院 理学研究科 | 河底 秀幸 |
3d-eg軌道に1つの電子を有する層状ニッケル酸化物における超伝導物質探索
|
東京大学大学院 工学系研究科 | 齋藤 雄太朗 |
多価不飽和脂肪酸代謝物の自在合成法の開発と応用
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東京大学 先端科学技術研究センター | 佐藤 正寛 |
マテリアルズインフォマティクスによるポリマー電気物性予測
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東京工業大学 理学院 | 鷹谷 絢 |
Ambiphilicパイ共役系化合物の迅速合成法の開発と機能開拓
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東京工業大学 生命理工学院 | 佐藤 浩平 |
生体ナノ空間を活用した高分子精密合成法の開拓
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東京工業大学 科学技術創成研究院 | 気谷 卓 |
金属絶縁体転移を利用した熱スイッチング材料の創出
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静岡大学 工学部電気電子工学科 | 青山 真大 |
インバータ一体型フレキシブル誘導加熱システムの創成
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豊橋技術科学大学大学院 工学研究科 | 広瀬 侑 |
次世代シークエンサーを用いた船底塗料の防汚性評価法の確立
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名古屋大学大学院 工学研究科 | 川口 由紀 |
冷却原子気体における連結ジョセフソン振動子の同期現象
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名古屋大学大学院 工学研究科 | 前田 英次郎 |
強くしなやかな人工腱をつくる–コラーゲンとエラスチンの機能的複合化技術創成
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名古屋大学大学院 工学研究科 | 福井 識人 |
狭バンドギャップと安定性を兼ね備えた芳香族炭化水素の創出
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名古屋大学大学院 理学研究科 | 村井 征史 |
金属元素を含まない機能性近赤外発光素子の開発
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名古屋大学大学院 理学研究科 | 鄭 知恩 |
単核モリブデン光触媒を用いた二酸化炭素の選択的光還元反応の開発と機構解明
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豊田工業大学大学院 工学研究科 | ジャン ユウェイ |
エネルギーハーベスティング向けの0Vオン電圧を有する高効率p型GaNゲートAlGaN/GaN整流用ダイオード
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岐阜大学 工学部化学・生命工学科 | 植村 一広 |
ポリオキソメタレートを基盤とした新しい分子性導体の開発
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岐阜大学 工学部電気電子・情報工学科 | 路 姍 |
強化学習を利用して大規模マシンタイプ通信におけるマルチユーザー検出に関する研究
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京都大学大学院 工学研究科 | 上野 遼平 |
上皮細胞の立体構造崩壊に基づいた高速細胞毒性検出システムの開発
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京都大学大学院 工学研究科 | 田嶌 俊之 |
イオン注入時の温度変化による量子通信光波長帯固体欠陥中心作製と発光特性評価
|
京都大学大学院 工学研究科 | 高津 浩 |
応力で開拓する新規強磁性ユウロピウム化合物とその巨大磁気異方性の解明
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京都大学大学院 理学研究科 | 中曽根 祐介 |
光で制御する液-液相分離と生命機能
|
大阪大学大学院 基礎工学研究科 | 横山 知大 |
形状制御された強磁性体における電磁場と素励起のデザイン
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大阪大学大学院 基礎工学研究科 | 五月女 光 |
ハイパースペクトルイメージングによる光メカニカル機能材料の不均一反応速度論の解明
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大阪大学大学院 工学研究科 | 平野 康次 |
求電子的アミノ化を鍵とする非天然型-アミノ酸の立体網羅的不斉合成
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大阪大学大学院 工学研究科 | 馬越 貴之 |
光異性化材料のナノ光反応法の創出と光駆動トランジスタへの展開
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大阪大学大学院 理学研究科 | 稲木 美紀子 |
アクチンのキラルな動態による細胞キラリティ形成機構の解明
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大阪大学大学院 理学研究科 | 谷 洋介 |
分子の配座ダイナミクスを基盤とする純有機液体りん光材料の開発
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九州大学大学院 工学研究院 | 大野 真之 |
ハロゲン系元素を骨格に持つナトリウムイオン伝導固体電解質の探索
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九州大学大学院 システム情報科学研究院 | 板垣 奈穂 |
新規II-III-V-VI族化合物半導体による長寿命なブライト励起子の創製
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九州大学大学院 理学研究院 | 高橋 達郎 |
正確な相同性依存的修復の試験管内再構成による理解
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九州大学大学院 理学研究院 | 佐々木 江理子 |
個体間のエピジェネティクス修飾変異を決定する遺伝的基盤の探索と予測
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大学 | 氏名 | 研究テーマ |
---|---|---|
北海道大学 | 磯野 拓也 |
糖鎖セグメントの導入を鍵とする高付加価値バイオベースポリマーの設計
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北海道大学 | 百合野 大雅 |
複数のアンビデント反応剤の同時精密制御による構造異性体の作り分け
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北海道大学 | 小笠原 泰志 |
一次代謝の違いを利用した経路特異的な阻害剤の探索
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北海道大学 | 清水 洋平 |
光学活性フッ素化アミノ酸の迅速合成法の開発
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北海道大学 | 石垣 侑祐 |
分子構造スイッチングに基づく革新的応答系の開発
|
東北大学 | 井口 弘章 |
自在な化学ドーピングが可能な多孔性分子導体の開発
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東北大学 | 川上 洋平 |
トポロジカル強相関電子の超高速光磁気ダイナミクス
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静岡大学 | 新谷 政己 |
DNA配列の特徴に基づくプラスミドの宿主域の予測と検証
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静岡大学 | 大多 哲史 |
マルチコア構造磁性ナノ粒子における磁化応答モデルの探索と解析手法の確立
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静岡大学 | 阪東 一毅 |
高Q値有機結晶リング共振器のフーリエ分光によるQ値解析
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豊橋技術科学大学 | 原口 直樹 |
連続フロー合成に有効なコア-コロナ型高分子キラル触媒の開発
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名古屋大学 | 畝山 多加志 |
高分子材料の分子構造を反映した粗視化流動特性計算モデルの開発
|
名古屋大学 | 伊藤 淳一 |
電子供与性配位子を有する新規高機能鉄触媒の開発
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名古屋大学 | 篠原 秀文 |
基部陸上植物のペプチドホルモン−受容体ペアの機能解明
|
名古屋大学 | 田畑 亮 |
新規植物ペプチドシグナリング解明に向けたゲノム科学および化学的研究手法の開発
|
名古屋工業大学 | 近藤 政晴 |
近赤外蛍光タンパク質を利用した光合成生物の明反応機能の拡張
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名古屋工業大学 | 瀧川 佳紀 |
2周波液晶混合物の誘電特性の解明と現象論による解析
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豊田工業大学 | 浮田 宗伯 |
受精卵画像からの妊娠成否確率の推定と深層学習による推定根拠の可視化
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京都大学 | 中尾 章人 |
電位依存性Ca2+チャネルサブユニットが司るエピジェネティクス制御における新規分子複合体の探索
|
京都大学 | 坂本 良太 |
革新的ナノカーボン材料「単層グラフィジイン」の精密合成とその半導体特性の解明
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京都大学 | 久保 拓也 |
π相互作用クロマトグラフィーによる微弱分子間相互作用の解明
|
京都大学 | 足立 俊輔 |
水の窓域軟X線による液相の生体分子の反応ダイナミクスの観測
|
京都大学 | 成田 秀樹 |
微小センサーを用いた電流誘起電子相の検出技術の創製
|
大阪大学 | 山元 淳平 |
光遺伝子治療を志向した近赤外光に応答する人工DNA修復酵素の開発
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大阪大学 | 中島 正道 |
異なる磁気揺らぎのフラストレーションが生み出す新奇量子相の探索
|
大阪大学 | 山川 智子 |
血球細胞における小胞体形態かく乱に起因するNotchシグナル阻害因子の産生機構
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九州大学 | 加地 範匡 |
人工腸管デバイスによる腸内フローラ構成細菌の解明
|
九州大学 | 小野 利和 |
らせんキラリティを持つ多核金属錯体の創製と円偏光発光材料への応用
|
九州大学 | 大橋 英治 |
DNA損傷応答キナーゼATR活性化の分子機構
|
大学 | 氏名 | 研究テーマ |
---|---|---|
北海道大学 | 三浦 章 |
自己燃焼反応による新規モリブデン窒化物の創出
|
北海道大学 | 速水 賢 |
結晶の磁気異方性に基づいた新しいスキルミオン結晶の理論的探索
|
北海道大学 | ガルシア マルティン ファイナ マリア |
抗ウイルス治療薬の開発を目指して:エボラウイルス阻害薬としての糖ペプチドの有用性の検討
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東北大学 | 林部 充宏 |
誘起筋電位計測を用いた筋活動度の直接的電気制御法の開発
|
東北大学 | 横田 有為 |
次世代高性能ハロゲン化物シンチレータの創成と検出器への応用
|
東北大学 | 近藤 梓 |
強塩基性キラルブレンステッド塩基触媒の創生
|
東北大学 | 山方 恒宏 |
endo-Tango 法による受容体活性可視化技術の開発と記憶の長期化メカニズム
|
東北大学 | 春田 奈美 |
ゲノム編集技術を用いた遺伝子ノックインの高効率化
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東京大学 | 安楽 泰孝 |
血液脳関門通過型ナノ粒子を用いた脳内ナノ生理学ツールへの展開
|
東京大学 | 秋山 みどり |
箱型分子ペルフルオロキュバンの合成と電子捕捉機能の解明
|
東京大学 | 那須 雄介 |
Metabolismの「非」常識を検証する −近赤外蛍光乳酸センサーの開発−
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東京大学 | 寺坂 尚紘 |
分子進化工学によるウイルス出芽機構の解明
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東京工業大学 | 野亦 次郎 |
ルシフェラーゼを利用した発光型一酸化窒素センサープローブの開発とシアノバクテリアの一酸化窒素生合成因子の探索
|
静岡大学 | 中野 貴之 |
BGaN 半導体デバイスを用いた新規中性子イメージングセンサーの開発
|
豊橋技術科学大学 | 柴富 一孝 |
含フッ素ヘテロ環化合物の効率合成法の開発
|
名古屋大学 | 片山 尚幸 |
原子価結合固体の融解により現れる高温超伝導の探索
|
名古屋大学 | 木村 康明 |
共有結合医薬の標的選択性を向上させる新戦略
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名古屋工業大学 | 信川 省吾 |
光異性化を利用した高強度アクリル材料の開発
|
豊田工業大学 | 田辺 賢士 |
ヘテロ接合系におけるマグノンの制御と機能探索
|
岐阜大学 | 高井 千加 |
光学異常散乱を引き出すナノ粒子のマルチスケール構造制御手法の開発
|
三重大学 | 森 大輔 |
リチウムデンドライト抑制に向けた固体電解質の粒界および界面の改質
|
三重大学 | 眞田 耕輔 |
無線全二重通信ネットワーク技術を適用したIoTネットワークシステムの開発
|
京都大学 | 三木 康嗣 |
複数の生体機能に応答する分子プローブの創製
|
京都大学 | 安藤 満 |
夾雑環境における分子間相互作用に関する研究
|
京都大学 | 佐藤 喬章 |
超好熱性アーキアにおけるリポ酸生合成経路の全容解明
|
京都大学 | 北川 俊作 |
NMR測定を用いたナノ粒子の電子状態の検出
|
京都大学 | 植田 浩明 |
鉄イオンの残留軌道角運動量による六方晶フェライトの磁気異方性の向上
|
大阪大学 | 鈴木 啓一郎 |
人工損傷DNAを用いた新規ゲノム編集技術の開発
|
大阪大学 | 長江 春樹 |
卑金属のアルコキシ架橋複核錯体を触媒とする3級アルコールおよびフェノールのエステル交換反応
|
大阪大学 | 岡林 希依 |
ミウラ折り型ジグザグリブレットを用いたインテリジェント壁面乱流制御
|
大阪大学 | 新見 康洋 |
グラフェンナノリボンを用いた新奇スピンフィルタ素子の創製
|
九州大学 | 若林 里衣 |
ペプチドとの相補的共集合によるオンデマンド型DDSキャリアの創製
|
九州大学 | 池ノ内 順一 |
細胞膜構造形成の分子機構
|
九州大学 | 山本 英治 |
低反応性ジスルフィドを用いる効率的な非対称S-S結合形成反応開発と生理活性化合物合成への応用
|
大学 | 氏名 | 研究テーマ |
---|---|---|
北海道大学 | 山本 拓矢 |
環状ポリエチレングリコールを利用した新奇医薬材料開発
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北海道大学 | 柳瀬 隆 |
ナフタレンを溶媒に用いた置換基のない長鎖ポリアセンの合成と再結晶及びそのトランジスタ特性評
|
北海道大学 | 鎌田 瑠泉 |
脂肪滴形成・融合・分解の制御機構解明を目指した新規蛍光プローブの開発
|
北海道大学 | 齋尾 智英 |
常磁性ランタノイドプローブを用いたタンパク質の動的構造解析法の確立
|
東北大学 | 伊藤 弘毅 |
顕微テラヘルツ波発生法の開発による電荷秩序ドメインの空間ダイナミクス解明
|
東京大学 | 伊藤 喜光 |
新規機能性ソフトマテリアル創成のための異形分子共集積化技術の開発
|
東京大学 | 出浦 桃子 |
高品質 窒化物半導体成長に向けたシリコン基板の表面炭化反応を用いた炭化 ケイ素薄膜形成
|
東京大学 | 後藤 佑樹 |
トリパノソーマ寄生虫由来の代謝酵素を共有結合的に阻害する人工環状ペプ チド薬剤の創製
|
東京大学 | 吉村 英哲 |
mRNA 機能の生細胞内空間特異的操作法の創出
|
東京工業大学 | 金森 功吏 |
GFP 色素を用いた糖鎖受容体の複数色蛍光プローブの開発
|
東京工業大学 | 重松 圭 |
高圧安定四重ペロブスカイトの薄膜化による磁気異方性制御とスピントロニクス 応用への展開
|
静岡大学 | 田代 陽介 |
光励起型金属ナノ粒子触媒の創製に資する大腸菌線毛の基板材料開発
|
豊橋技術科学大学 | 鯉田 孝和 |
神経電極の超高分解能マーキング手法の開発
|
名古屋大学 | 山本 徹也 |
炭素繊維強化熱可塑性樹脂の高性能化とリサイクルを実現する界面制御技術 の開発
|
名古屋大学 | 鈴木 陽香 |
パルス駆 動誘導結合型プラズマによる SiC 材料の高選択性かつ低ダメージエッ チング技術の開発
|
名古屋大学 | 中道 範人 |
重複性遺伝子がおりなす複雑系生命現象「植物体内時計」の解明
|
名古屋大学 | 中 寛史 |
水移動型水和 - 脱水反応の開発
|
名古屋工業大学 | 吉井 達之 |
蛋白質の細胞内濃度を精密に制御する汎用的手法の開発
|
豊田工業大学 | 椎原 良典 |
ナノメカニクス諸現象を解明する原子応力計算法の開発
|
岐阜大学 | 古山 浩子 |
脳移行性を有する機能性 PET プローブの開発研究
|
三重大学 | 正直 花奈子 |
量子光学デバイスに向けた窒化物半導体における原子層レベルの界面制御
|
京都大学 | 梅山 有和 |
二次元層状材料の有機色素増感と水素発生光触媒系への応用
|
京都大学 | 菅瀬 謙治 |
世界最高感度 Rheo - NMR 装置の開発
|
京都大学 | 野木 馨介 |
環状有機硫黄化合物を機能性π共役化合物へ変換する分子リビルド法の開発
|
京都大学 | 関山 直孝 |
水素 − 重水素交換質量分析法( HDX - MS )を用いた蛋白質凝集体解析法の開発
|
京都大学 | 朴 昭映 |
蛍光性核酸類縁体 thdG - tC FRETシステムを用いたヌクレオソーム研究
|
大阪大学 | 山田 晋也 |
構造制御による高熱電性能ホイスラー合金薄膜の創製とIoT 技術への応用
|
大阪大学 | 榮永 茉利 |
室温超伝導実現に向けた16族元 素水素化合物の圧力誘起超伝導の探索
|
大阪大学 | 金 美海 |
「ワディントン地形」に基づいた革新型細胞調製手法の構築
|
大阪大学 | 大塚 洋一 |
生体成分分布を精細に捉える極致イメージング質量分析法の開発
|
大阪大学 | 稲木 美紀子 |
細胞キラリティが左右非対称な内臓捻転を駆動する力学的機構の解明
|
九州大学 | 白木 智丈 |
構造制御されたナノ多孔体の創製と高機能デバイスに向けた材料開発
|
九州大学 | 織田 ゆか里 |
高分子の分子鎖熱運動特性を利用した機能性膜表面の構築
|
九州大学 | 村山 美乃 |
アミノ酸を配位子とした金錯体による種々の担体上への金ナノ粒子固定化法の開発
|
九州大学 | 吉田 紀生 |
液体の統計力学理論を基盤としたマルチスケール理論による酸解離定数の定 量的予測手法の開発
|
九州大学 | 門田 慧奈 |
サーマルイメージング技法を応用した高CO2時代適応型植物探索法の提案
|
大学 | 氏名 | 研究テーマ |
---|---|---|
東北大学 | 丸山 伸伍 |
機械学習を組み合せた有機半導体薄膜におけるドーピング効果のハイスループット探索
|
東北大学 | 佐藤 雄介 |
siRNA創薬の細胞内デリバリーイメージングを指向したRNA結合性蛍光プローブの開発
|
東北大学 | 楢本 悟史 |
木質バイオマス有効利用へ向けた植物細胞壁改変技術の
|
東京大学 | NGUYEN THANH VINH |
MEMS2 軸力センサを用いた微小液滴の滑りにおける接触面の力分布の計測
|
豊橋技術科学大学 | 関口 寛人 |
三原色集積窒化物LED実現に向けた選択成長技術および発光色制御技術の高度化
|
豊橋技術科学大学 | 東城 友都 |
環状共役π分子の配置制御および、環状共役π分子同士の熱融合による単層カーボンナノチューブの合成
|
豊橋技術科学大学 | 丸山 智史 |
バイオマーカー検出、及びその検出向上のための参照LSI混載型光学検出バイオセンサに関する研究
|
名古屋大学 | 椿野 大輔 |
多層運動評価の最適化に基づく複数の移動体の自律的・協調的な行動則設計
|
名古屋大学 | 井村 敬一郎 |
価数揺動を利用した新規熱電材料物質の探索
|
名古屋大学 | 北浦 良 |
グラフェン液体セルの自在デザインと応用
|
名古屋工業大学 | 住井 裕司 |
水溶性空間を指向した分子設計に基づく不凍活性物質の開発
|
名古屋工業大学 | 知場 三周 |
2 軸濃度勾配を利用したラスマルテンサイトの組織サイズ決定因子の解明
|
豊田工業 大学 | 半田 太郎 |
分子イメージング技術を用いた衝撃波発生条件における超音速マイクロ内部流 れの現象解明
|
三重大学 | 湊元 幹太 |
ロバストな細胞膜マーカ解析探針としての人工細胞脂質膜ナノビーズ
|
三重大学 | 鳥飼 正志 |
自己組織化の逆問題の解法
|
三重大学 | 藤井 義久 |
難脱硫成分を分離可能なオイル耐性ろ過フィルターの探索
|
京都大学 | 権 正行 |
発光団集積型かご型シルセスキオキサンの合成と応用
|
京都大学 | 和氣 剛 |
酸素分圧制御によるCe置換M型フェライト磁石の可能性の探索
|
京都大学 | 金 賢得 |
水素の室温大量貯蔵・輸送を実現する多孔性構造の分子ダイナミクス描像に基づく解明と先導的デザイン
|
京都大学 | 道岡 千城 |
W 型フェライトの単結晶を用いた磁気異方性の学理構築
|
大阪大学 基礎工 | 岡本 行広 |
リピドナノテクノロジーによる膜タンパク質分離デバイスの創成
|
大阪大学 基礎工 | 山田 道洋 |
シリコン量子井戸構造への高効率スピン注入と室温スピントランジスタへの応用
|
大阪大学 工学部 | 岡田 健司 |
有機リン酸を原料に用いたリン酸鉄リチウムの合成:表面修飾およびナノ粒子化に向けて
|
九州大学 | 小出 太郎 |
電子受容性ポルフィリノイドの新規合成・修飾法の開発と材料応用
|
九州大学 | 三浦 佳子 |
精密高分子を用いた人工抗体の開発
|
九州大学 | 松島 綾美 |
新規な薬剤結合増強法を目指したエストロゲン関連受容体とハロゲン化フェノールの結合解析
|
①募集方法
大学の若手教員*1の方を対象に、以下の応募方法を採用しています。
(1) 指定大学*2:大学の研究科長又は学部長を通じて、当該研究科又は学部内に公募
(2) 一般応募:指定大学、指定研究科以外の所属教員に対して公募(採用枠:数件程度)
*1 学位取得後10年以内が望ましい(ライフサイクルを考慮する)。女性研究者の応募歓迎。
*2 指定大学、指定研究科は、当財団事務局にお問い合わせください。
②応募方法
(1) 指定大学
・申請書に必要事項を記入し、部局長に確認を取った上で、各大学研究科事務局から申請してください。
・応募人数の目安‥ 研究科毎に若干名。なお、女性応募者有の場合、応募できる人数を増やすことができます。
(2) 一般応募
・申請書に必要事項を記入し、所属研究科の部局長に確認の上、各大学研究科事務局から申請してください。
③2023年度募集研究分野/課題
(1) 物質・材料科学
(2) 基礎工学・複合工学(環境・医療・電子・情報・システム工学 等)
(3) (1)(2)に資する生命科学
提出された「応募申請書」に基づき、審査委員会で厳正なる審査・選考をし、企画・運営委員会を経て、理事会で決定します。
①助成金額 : 100万円/年
②支給期間 : 1年(4月1日~翌年3月31日)
③助成規模 : 45名程度/年
④助成金の使途 : 研究用途であれば、内容は特に問わない
(用途の一例 : 備品、消耗品、出張旅費、作業委託費 等)
*本助成は、助成金全額を研究費として有効に利用していただく方針のため 、所属研究機関へ支払う間接経費に関しましては原則免除をお願いしております。
(1)7月開催予定の異分野若手交流会に参加し、研究テーマを紹介していただく。
(2)年度末に「研究報告書」を提出していただく。
⇒豊田研究報告(5月刊行)、事業報告(6月理事会・評議委員会)に掲載
(3)学協会等への発表、学協会誌への執筆を積極的に行っていただく。
「豊田理研異分野若手交流会」参加をきっかけに、豊田理研スカラー間で新たに生まれた共同研究に対して、共同研究費用の一部を助成する制度。
スカラー共同研究対象テーマ
2022年度: 1テーマ
2021年度: 3テーマ
2020年度: 4テーマ
2019年度: 3テーマ
2018年度: 1テーマ
2017年度: 2テーマ
共同研究テーマ名 | 研究者 |
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金属錯体を基盤とした一次元状物質の電気物性の実測および予測 |
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共同研究テーマ名 | 研究者 |
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脂肪族ポリエステルの実践的合成を目指した 高活性固定化触媒の開発 |
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スポンジモノリス充填デバイスによる細胞の機械的強度に基づいた細胞分離分析法の開発 |
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精密分子合成を基盤とする革新的多孔質有機結晶の創製と機能評価 |
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共同研究テーマ名 | 研究者 |
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ピコリットル液体の物理化学計測を用いたがん細胞の理解 |
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箱型分子フルオロキュバンを用いた新しい 電荷移動錯体の合成とその電子物性評価 |
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多階層設計による複合ナノ粒子触媒の創出 |
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光照射化における励起状態解析に基づく機能性分子の物性評価 |
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共同研究テーマ名 | 研究者 |
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ナフタレン溶媒法による新規π共役系物質の合成と 評価 |
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剪断力により誘起される相分離の機構解明 |
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同一基板上への窒化物半導体薄膜と熱電材料薄膜の一体集積化技術の開発 |
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共同研究テーマ名 | 研究者 |
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分子間相互作用を利用したフィルター型分離 リアクターの開発 |
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共同研究テーマ名 | 研究者 |
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超臨界流体堆積法を用いたMEMS 圧力センサの作製 |
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オリゴ (パラフェニレンエチニレン)を基盤とした 高い配向・配列秩序と異方的電荷輸送特性を有する 革新的有機材料の創製 |
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